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自律神経とヨガセラピー

 

多かれ少なかれ現代人の自律神経は乱れています。
少し医学的な話になりますが、脳の大脳辺縁系が”不快”と認識した時に、
恐れ、不安、怒り、悲しみ、失望などの感情が生じ、その反応が視床下部に伝わると、
自律神経系の交感神経が刺激され、心拍数や呼吸数の増加、血圧や血糖値の上昇など
様々なストレス反応がおきます。

このような変化は、ほとんど無意識のうちに自律神経系と内分泌系によって
制御されているので、なかなか自覚することがありません。しかし、この心身の
緊張状態が長らく続くと、疾患として様々な症状が顕われてしまうのです。

ヨガセラピーでは、バイオフィードバック法として、アサナ(ヨガの体操)や
プラーナーヤーマ(調息法・呼吸法)等で様々なストレスをかけ、その時に生じる生体反応を
ヨガセラピー実習者に自覚させます。問題を自覚すれば、脳がその問題を解決しようと働き始めるからです。

緊張と弛緩を繰り返すことにより、自律神経系の調和をはかっていきます。
心と身体の繋がりを理解して、常に自分自身の肉体の変化や心の動きなどの生態内部に目を向けることが、日々の生活において心身を安定させ、健康を保つ上で重要となると考えるからです。