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腰痛とヨガセラピー

今や国民病とも言われる腰痛ですが、その85%は原因不明。
また腰痛と言えば、椎間板ヘルニア等に代表される、身体組織に
異常をきたしたものと考えられがちですが、精神的なストレスや
強い不安から痛みを引き起こすこともあります。

 

痛みを起こす3つの要因とは?

1.侵害受容性疼痛;身体組織への刺激

やけどや切り傷など身体に刺激を受けて感じられるもの。

2.神経障害性疼痛;神経の障害

神経組織に障害が出て痛みがあると感じられるもの。

3.心因性疼痛;心理的影響

痛みの原因がないが精神的ストレスや不安によって痛いと感じられるもの。
腰痛にも心因性のものが存在すると医師の間でも考えられていたようですが
最近の臨床研究で科学的に確認されたことから、「抗うつ薬」や「抗不安薬」
の効果が認められ、「認知行動療法」などの心理的アプローチが有効であると
結論付けられました。

また従来の常識では、”腰痛には安静が第一”とされていたのが
慢性腰痛には「運動療法」が効果的であるとの様々な研究結果が出ており
最新治療のポイントとして腰痛診療ガイドラインにも反映されています。

 

腰痛にヨガセラピーが効果的であると考えられること

最近では腰痛とストレスとの関連性が認められるようになり
ストレスマネジメントの必要性が高まっています。

上記の整形外科的治療法でも心因性疼痛には
心理的アプローチである認知行動療法や運動療法が有効的であると
結論付けられたように、ヨガセラピーにおいてその分野での有効性が
高いと考えらる理由は下記の通りです。

ヨガセラピーの病理論では、感染症や外傷以外の心身症等の疾患では
認知が関与する心身相関=ストレス関連疾患と捉えています。
腰痛も心身症疾患の整形外科領域に分類されています。

現代心身医学におけるストレスマネジメントの基本は

1)リラクゼーション

2)認知の修正

 

が考えられます。ヨガセラピーでは

*アサナ(ヨガの体操)

緊張と弛緩の繰り返しによって筋肉の柔軟性を高める。
アイソメトリック(等尺運動)によって筋力強化、全身の血流改善を図る。
脳の血流改善を図る。

*プラーナーヤーマ(呼吸法)

副交感神経の刺激して脳内の沈静化を図る。
呼吸をつかって心のコントロールを図る。

*マインドフルネス(客観視)

客観視の瞑想によって記憶への意味づけの修正をおこなう。
こだわりからの開放を図る

上記の技法論によって、身体的、精神的リラクゼーションを高め
また、このようなアプローチによってクライアント様の自己理解
認知の修正をおこない、心身両面での自己コントロール力を高めていき
ホリスティックな健康へとサポートすることが認知行動療法に繋がると
考えられます。

整形外科的治療法とヨガセラピーが寄り添い、一人でも多くの方が
痛みや不安から解放されることを願って止みません。

 

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