ヨガと老化|鍵を握るのはテロメア??
幸せに、自分らしく、この世を去ることができるのだろうかと
心配をされている方がとても多いように感じます。
平均寿命は相変わらず世界トップクラスのわが国でも
健康寿命という視点から見ると、死生観が揺らいでしまいそう。
自己肯定感を持って最後を迎えるために
ヨガの哲学や智慧が大きな恩恵を与えてくれるのではないかと
個人的には思います。その理由を考えてみました。
なぜ”老化”は起きるのか?
生命の寿命は、DNAにあらかじめプログラムされていて
テロメアが影響しているのではないかという『テロメア説』。
テロメアは染色体の端にあって、細胞分裂のたびに短くなるので
年齢とともに縮んでいくと考えられていて、このテロメアの長さが
老化と関連しているのではないかと推測されています。
ところが、このテロメアを伸ばし、細胞レベルで若返る方法があると
最新の研究で述べられていて、それは日常的に実践できると言うのです。
テロメアを伸ばす生活習慣とは?
加齢の他にテロメアを短くしてしまう原因が
*心理的ストレス
*マイナス思考
*喫煙、飲酒の習慣
*不規則な生活
テロメアが短くなると、染色体が不安定になることから
ガンの発生率が高まると考えられていたり、海馬の萎縮によって
認知症を引き起こす原因となりうるとも言われています。
テロメアを伸ばす具体的な実験として効果を上げたのが瞑想。
頭の中に光を感じるような、とてもシンプルな瞑想法を12分程度
約2ヶ月続けた結果のようです。他にも・・・・
*有酸素運動:30分程度のウオーキング
*野菜中心の食事
*質の良い睡眠
*人と人との繋がりを感じること
*簡単な呼吸法
これらは、細胞レベルにまで影響するとのことで
特に瞑想に関しては科学的な研究対象になっているとのことでした。
老化は悲観すべき現象なのか?
シニアヨガのご参加者さまが、ヨガを始めて変化したことは?
との問いに、加齢を肯定的に捉えられるようになったとの
回答を下さいました。
私は年齢を重ねていくことは、多様性を育んでいく事だと信じています。
身体は言うことを聞かなくなってくるけれど
認知の方向性が豊かに変化して、その結果、行動が変わっていく。
重ねた年齢の恩恵を受けられる、そう思うのです。
(☆ワクワクすることもテロメアに影響するはず!
”積極的に世の中に出たいわ。それが私の生き方なの。”アイリス・アプフェル!)
テロメアを伸ばす生活習慣で挙げられていた項目は
ほぼ、ヨガとアーユルヴェーダでカバーできますね!
瞑想法も、より深く内省を促すヴェーダ瞑想やオーム瞑想、
より体感を感じられる、様々なプラーナーヤーマ(呼吸法)、
ウオーキングの代替としても取り入れやすい
アイソメトリックやアイソトニック運動
認知行動療法としてのヨガセラピー・・・・・
ヨガもアーユルヴェーダも、幸せに生き抜くための智慧。
マット上でポーズをキレイに決めることがヨガではなく
マット上にいない殆どの時間をいかにヨガ的に生きるかが
大切になってきます。
ヨガやアーユルヴェーダにはその技法やスキルが満載。
できそうなことを取り入れていくことで、
身体が変わり、そしてマインドもゆるやかに変化していきます。
即効性はなくても、
気付いたら健康になっていた・・・・
気付いたら幸せになっていた・・・・・
ご自分の成長を愛おしく感じられるのではないでしょうか。
私は毎朝プラーナーヤーマ(呼吸法)の実践をしているのですが、
”最期を迎える時のための呼吸訓練”
ではないかと最近思うようになりました。
また、ヨガで身体を整え、瞑想で心を鍛え、
正しく生きるための心得であるヨガの八支則を実践することも
死への準備であると。
より良く生きることは、より良い死へと繋がる。
より良い死とは、自己肯定感を保って迎える最期
(個人的な理想ですが。)
死を意識することで、”生きる”が明確になってくる。
ヨガとアーユルベーダの学びを続ける理由がここにあります。
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